腰痛の原因は足首に
この記事でわかること
身体は全身が連動して動いている為,痛いところに必ずしも原因があるわけではありません。
足元は身体を支える非常に重要なポイントであり,故に負担がかかりやすい部位でもあります。
硬くなる原因としては,日本人の『生活習慣の乱れ』や『関節・筋肉』からくるものがあり
それらが要因となり足首の硬さに繋がります。
この記事を読むことでなぜ足首が腰痛の原因になるのか?や対処方法がわかります。
最後まで読んでくださいね!
腰痛は身体の連動から起こる
腰痛に限らず身体の慢性的な痛みは他の部分が硬くなったりすることで起きていることが
非常に多く,なぜなら身体を動かす時には複数の筋肉・関節が必ず連動して1つの動きをしているからです。
例えば腕を上げる動作でも、肩の筋肉だけでなく背中やお尻の筋肉も一緒に働きます。
そして歩く際では,
足関節 ー 膝 ー 股関節 ー 腰 ー 上肢
と全部を使って歩きます。
どこか1つが動かないと腰や膝に負担がかかってきます。
特に腰より他の部位を痛める場合は、身体を支えるために過度に補ってしまうため
より負荷がかかり痛みがでてしまいます。
腰痛が足首にある原因
『生活習慣』も1つ要因になっています。
日本人は和式トイレや正座など足首の柔軟性が日常生活で必要とされていましたが,
それが洋式トイレの登場、ベットやイスの普及により足首を動かす機会が減り、足首の柔軟性が失われています。
足首の柔軟性が失われる原因は
大きく2つあり関節と筋肉と分けてお伝えいたします。
1つ目,関節が多い!
足首を抜いても足部だけで6種類の関節があります。
小さな骨の集まりでできている為,たくさんの関節ができます。
足部の関節は1つ1つは小さい動きですが,多くの関節が合わさると身体へ大きな影響を与えます。
歩いている時や立っているだけで腰が痛い,ふらつきや力が入りにくい場合は
足首が深く関係している可能性が高いです。
2つ目,筋肉・筋膜は繋がっている!
最初にお伝えいたしましたが,体は連動して動いています!
地面と唯一接する足部・足関節の部分の柔軟性が失われると
その負担が腰など他の部分で補い過度の動きで痛みが発生します。
もう少し詳しくお話ししますね,
この様に距骨というのは足首の真ん中にあります。
足首を上げる動きでは斜め下方向へスライドし,
足首を下げる動きでは斜め上方向へスライドします。
この距骨の動きが出ない・動かさないと周りの関節や足首自体も硬くなります。
足首の硬さチェック
『何もないところでよくつまずいたりしませんか?』
この質問で「ピンっ」ときた人は要注意です。
足先が上がっていないとつまずくことが増えます!
それもいつも同じ側の足で起きることが多い場合はそちら側に問題がありますね。
過去に大きな捻挫,もしくは小さくとも繰り返し捻挫している場合は
足部が硬くなったり筋肉や靭帯を痛めている可能性が高いため、
腰痛の原因になっているがことが多いです。