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  • 2024/04/07
    腰痛

    【ぎっくり腰 治療】この時期起こしやすいぎっくり腰の原因と治療

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院  院長の植月です。

    最近,寒暖差や季節の変わり目からの影響もあり
    ぎっくり腰】を起こしたとする相談が当院では増えております。

    ぎっくり腰ですが,
    いったい腰で何が起きているか?

    なってしまってからでは困るので
    その予防法を全3回にわたりご紹介していきたいと思います。

    1.ぎっくり腰の病態

    多くのぎっくり腰を発症した方は,
    股関節が曲がった状態で【大腰筋】が収縮した状態で来られます。

    この段階でよく言われるのが,
    「腰が抜けそうだ」という感覚になっており
    座ると立てなくなるので立ったまま問診票を記入されることも珍しくありません。

    腰痛の分類

    まず,腰痛の分類は下記になります。
    ・筋・筋膜性
    ・椎間関節性
    ・仙腸関節性
    ・椎間板性

    病院ではこれらに分類されますが,
    実際には上記のように原因が特定できるものというのは
    腰痛全体の【2割】であるともわかっており,
    残りの【8割】ははっきりとわかっていません。

    最新の有力な説

    最新の研究でわかっていることは
    大腰筋に毒素が溜まりそれが限界値を超えると爆発し炎症を起こします。

    つまり,原因は毒素だまりだとする説がアメリカの研究で唱えられています。

    毒素とは

    毒素とは,【揮発性のガス】いわゆるおならによる毒素のことです。

    今回挙げている大腰筋に限らず腸と接している
    筋肉・臓器というのは腸壁を通してカイロミクロン※1が通過し
    それがさらに筋肉に吸収されるという研究結果が出ています。

    毒素溜まりが原因だとすると,
    筋肉をつける為にタンパク質中心の食事,肉を中心とするような場合の
    おならというのは比較的匂いがキツくなる傾向のあります。

    そのような人は,比例して腰が悪い傾向にもあります。

    そして,よく健康の為にいいこととして

    ・水を飲むこと
    ・運動をすること

    などが,言われていますがそれらは
    全て毒素を排出することにつながります

    特にぎっくり腰や慢性の腰痛に関しては運動療法が
    最適解だとされています。

    本当に筋線維を傷つけていたり骨に異常があり痛めて起きていると
    されている場合運動療法で治りませんし推奨されていません。

    大腰筋の解剖学

    大腰筋は椎間板についており椎体のところには付着していません。

    その空洞の中を腰神経・腰動脈が通ります。

    そこに毒素の溜まった大腰筋が炎症を起こし腫れてしまうことで
    空洞が狭くなり神経・動脈を圧迫し血が流れにくい状態になります。

    これが,ぎっくり腰の激痛につながります。

    そして,神経にも影響が出て痺れるといった感覚にもなります。

    2.治療法

    当院での治療法

    当院での治療のポイントとして
    いかに股関節を伸ばせる方向へ持っていけるかを重要視します。

    ぎっくり腰の場合,股関節がお腹側に曲がったまま固まっています。

    そのままでは,腸腰筋が運動を起こせないのでいつまでも痛いままで
    毒素が流れ出しません。

    多くの方がうつ伏せや仰向けになれないので
    横向けでもできる運動療法を1つ行うことで
    十分に上向きでも寝れるようになります。

    他にももちろん細かな治療を行いますが,
    まずは歩行を行える,寝ることができることがもっとも重要です。

    炎症

    しかし,全ての痛みが取れるわけではありません。
    炎症を起こしている場合は24時間〜48時間後ピークにに引いていきます。

    まだピークを過ぎる前に施術を行っても炎症を引かせることは出来ないので
    そこの部分は治りきらないケースもあります。

    3.まとめ

    ぎっくり腰は揮発性のガスが大腰筋に
    毒素として溜まっていき限界を迎えたところで炎症を引き起こし急が激痛を引き起こします。

    毒素が溜まりやすい行為として,
    タンパク質や糖分,肉食を中心とした食事をされている場合に
    ガスを産生しやすく匂いもキツくなります。

    その為,ぎっくり腰や腰の痛みを起こしやすくなります。

    逆に良いことは水を飲むことや運動を行うこと。

    これは治療でも使えることで,
    当院のぎっくり腰で最も大事にしていることが股関節を伸ばせるようにする為
    特殊な方法ではありますが運動療法を行います。

    もちろん,痛みながら無理やりすることはありません。
    施術後は十分に動けるだけの痛みに軽減しているはずです。

    次回は,ぎっくり腰をそもそも起こさないようにする為の
    自宅でできるケアの方法をお伝えします。

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