脊柱管狭窄症座ってばかりだと悪化する理由と対策
東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。
みなさんは
「脊柱管狭窄症で歩くのが辛くなり家で座ってばかりいる」
このようなことになっていませんか?
今回は、
脊柱管狭窄症で座ってばかりだと
悪化する理由とその対策をお伝えします。
1.座っていると悪化する理由
脊柱管狭窄症の方は歩くのが億劫になってきます。
なぜかというと歩いて休んで歩いてまた休んでと
長く続けて歩けないのでどうしても出歩くことが減ってしまうからです。
なので、家の中で座っていることが増えてきます。
横になれない
家の中で過ごす際に横ってになっていれば問題ありませんが、
脊柱管狭窄症になっておられる方の多くは60歳・70歳以上と高齢になっている方が
非常に多いのでなぜか昼間から横になることに抵抗のある場合が多いです。
過ごしてきた環境の違いもあり
・昼間から横になるのは怠けているように感じる
・横になっていると寝てしまう
動くことで夜寝れないや睡眠薬を使うといった睡眠に難がある場合もあり
その予防から極力昼寝をしないようにするため横にならないといった声もあります。
座っていると痛くない
不思議なことに脊柱管狭窄症の方は座っていると全く痛みが出ない人がほとんどです。
これは脊柱管狭窄症の特徴でもあり、座っている時は腰が丸まって圧迫が軽減することによる為です。
ですが、楽だからといってずっとテレビを見ていたりすると
今度は知らず知らずのうちに悪化していき余計に歩けなくなってきます。
悪化の原因
楽だらかといって座ってばかりだと硬くなる場所が2つあります。
1つ目が【股関節】です。
座った状態だと股関節はずっと曲げている状態です。
ずっと曲げているといると何度か記事にした腸腰筋(腰から股関節に付いている)
この辺りが固まってくるので立った時に股関節が伸びなくなります。
なので立った時に「ウッー」と声を出しながら伸ばしたり
股関節が固まってくるとまっすぐ伸ばそうとした時にお腹を前に突き出してしまったり
腰を後ろに引いて立ってしまったりしてしまうので、
余計に腰が反って痛み・痺れがひどく出てしまいます。
2つ目は【背中】です。
ずっと丸くなっていると【猫背】になったり、
顔を突き出してテレビを見るので【ストレートネック】になります。
なぜこの状態がダメと言われるのか
猫背になって立ち上がったらどうなるかわかりますか?
人は前を見たり周りをよく見渡す為に目線を上げて歩く生き物です。
その為少しでも目線を上げるために背筋を伸ばすわけですが、
猫背でその背筋を伸ばすことができません。
そうなるとかばって1つ目と同じでお腹を前に出して立つことになります。
負のループ
2つの原因から昼間に座れば座るほど猫背で股関節・背中が硬くなり
お腹を突き出して腰を反らないとまっすぐ立てなくなってきます。
これがどんどん負のループを作り出し
楽だから座る→座ると猫背になる→立った時に腰が反る→症状悪化
という風になってしまいます。
悪化しない為の対策
座らなければ良いのかと思ってしまう方もおられるかも知れませんがそうではありません。
座らなければ辛いですよね?
ずっと寝ておけば悪化しないのか、そういうことでもありません。
もちろん簡単な対策として座る時間を減らしたりすることも大切です。
座りながらも猫背になって硬くなっているものを使ってあげることで柔軟性を高め
丸くなった背中を伸ばしていくことも重要です。
そこで自宅でできる猫背改善のセルフケアをお伝えします。
簡単セルフケア
フェイスタオルを用意してください。
1.タオルを両手の平を上にして握ります。
※幅は肩幅よりも少し広め
2.椅子に座った状態で少し前傾姿勢をとってタオルを胸に引き寄せます。
※足はしっかり床について踏ん張る
※肩甲骨と肩甲骨をつけるように意識する
・1セットあたり20回できる人は1日2セット行ってください。
これをすることによって丸くなることに弱ってしまう
【背筋】を鍛えることができるので猫背が強くなることを防げます。
まとめ
今回は脊柱管狭窄症座ってばかりだと悪化する理由と対策について
お伝えしました。
楽を続けているとかえって症状も悪化して行き
負の連鎖になってしまいますので
お伝えしたセルフケアをして少しでも悪化を防ぎましょう。
もしすでに症状が強くなってしまっている場合は
セルフケアだけでは改善は難しいと思います。
あくまでここでお伝えしたのは1つの可能性です。
他にも原因となる箇所は存在しそれらにあった治療・セルフケアが必要になります。
辛いことを我慢する必要はありません。
少しでも良くしたい楽になりたいと思われた方は
LINEにて【無料相談】も受け付けておりますのでご相談ください。
整体院 旬 院長 植月