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  • 2024/05/19
    自然療法

    【頭痛 整体】東洋医学の力!心を知ろう。

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。

    今回は,【心】についてです。

    心臓は一般的に全身に血液を送るものだけと考えている方も多いかもしれません。
    ですが,
    東洋医学で心とは,血液を送るだけでなく意思も主ると考えています。

    心臓が止まったとしても全身に送られた血液が無くなるわけではなく
    しばらく流れ続けています。

    では,なぜ心臓が止まった瞬間に意識は同時になくなるのか。

    それは,心も意識とを主っているからと考えられないでしょうか?

    1.心の働き

    東洋医学で心は【君主の官】と呼ばれ生命活動を行う上で最も大切な臓腑です。

    心の主な働きは,【血脈・主血】と【神志】です。

    血脈・主血

    まずは,血脈(けつみゃく)・主血(しゅけつ)
    について解説していきます。

    血脈とは,血液が通る通路のことで,
    心は血液を巡らせ身体各部位を滋養する働きがあります。

    誰しもが思い浮かべる心臓の働きのことですね。

    血を巡れらせるということは,
    必要な場所に送るだけでなく体を温め,体温を保ち
    冷えから体を守るという働きもあります。

    また,血管の状態を管理するのも心の役割の1つで,
    荷物を積んだ車が円滑に運べるように司令塔の役割をしつつ
    道路の整備もしてくれています。

    血脈・主血の働きが低下すると現る不調

    ・動気
    ・胸痛
    ・頭痛
    ・むくみ
    ・冷え
    ・不整脈
    などが現れます。

    心を養う食材

    血の不足も心の働きを阻害してしまうので,
    気血を補いながら心を助ける食材がおすすめです。
    ・らっきょう
    ・玉ねぎ
    ・赤ワイン

    神志

    2つ目の神志とは,
    精神のコントロールのことで
    東洋医学では,五臓の心に精神が宿っていると考えています。
    これを【心蔵神】といいます。

    血が全身をスムーズに循環しその量も充実してれば,
    心の機能がきちんと保たれ精神も安定し
    脳の働きも活発になるとされています。

    つまり,神志がきちんと働いていれば
    集中力や記憶力が向上し質のいい睡眠にもつながります。

    神志の働きが低下すると現る不調

    ところが,血が不足し心の機能が低下すると
    下記のような症状が現れます。
    ・精神不安定
    ・寝つきが悪い
    ・不眠
    ・眠りが浅い
    ・もの忘れ
    などの不調が現れます。

    最近物覚えが悪い,なんだか眠りが浅いなどの不調をお持ちの方は
    心の不調から来ている可能性が高いかもしれません。

    心を養う食材

    ・牡蠣
    ・ぶどう
    ・ゆりね
    ・なつめ
    血を養って気持ちを落ち着かせてくれる食材がおすすめです。

    心の不調

    血が不足してしまう理由

    ここまで,心と血の関係についてお話ししてきました。
    この2つはきっても切り離せない関係です。

    では,なぜ【血】が不足してしまうのか。

    1つは,
    女性であれば,月経・出産などが関係しますが
    以外なところでみなさんに気を付けていただきたいのが【】なんです。

    実は,汗の分泌にも心が関わっています。

    東洋医学では,汗は心の水分が変化したものと考えており,
    汗と血は同じものという考え【汗血同源】という言葉があります。

    その為,汗をかきすぎると血の不足につながり,
    大切な心の水分が不足して機能の低下を招きます。

    これからくる夏の暑さや運動で大量の汗をかいた場合は,
    下記の食べ物を摂取してください。

    血管を収縮させる作用や酸味のある食べ物

    ・牡蠣
    ・もち米
    ・レモン
    ・梅干し

    もう1つ冒頭でも話したように心は【君主の官】と呼ばれており
    他の臓腑の原動力ともなっています。

    その為,心が弱ってしまうと
    全身の臓腑の機能も弱まってさまざまな不調につながります。

    五臓と感情は密接な関係にあり心は「喜」(喜び)と関係があります。

    東洋医学には,
    「喜びはは気を緩める」という言葉あり,
    適度な喜びは心に良い影響を与えます。

    しかし,喜びすぎは禁物です。
    気が緩みすぎ集中力が低下したり心への悪影響につながります。

    自己診断

    心の不調が気になる方は,【顔】と【舌】を確認してみてください。

    健康な方の顔は血色がよく潤って艶があります。

    顔が浮腫む→気の不足
    顔が青白い・艶がない→血の不足
    顔や唇が青紫→血行不良
    などの可能性があります。

    舌の方は,
    健康な方の舌は,やや赤みがかっていて潤いがあり動きが滑らかです。

    色が淡い・厚みがある→冷え
    色が赤い・痩せている→血の不足
    色が赤い・ただれがある→ストレス
    色が青紫・シミやあざ→血流の滞り
    などの可能性が考えられます。

    まとめ

    心について解説しました。
    【主血】・【神志】という働きがあり
    血の循環や精神安定・コントロールをしてくれています。

    心は【火】に属しています。
    火は体を温めてくれますが,
    コントロールできないほどの強い火は周りを傷つけてしまいます。
    何事もいい塩梅というのが理想です。

    心の健康を保つためには,
    今回ご紹介した食材とプラスして,
    喜びの感情をたくさん作りましょう。

    そうすることで自然と体は健康を維持してくれます。

    より詳しく、知りたいや治りたい!治療をしていきたいと思われた方は
    下記リンクから【無料相談】をお送りください。
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    整体院-旬- 院長 植月

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