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  • 2024/01/14
    食事・薬膳

    【ビタミンC 食べ物】ビタミンCの効率的な摂り方!(調理編)

    ビタミンCの効率的な摂り方!(調理編)

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院  院長の植月です。

    ビタミンCの効率的な摂り方・調理編ということで
    今回はお話ししていきたいと思います。
    ぜひ、前回の記事と合わせてお読み下さい。

    栄養素というのは、
    どんなに豊富に含んでいても摂り方次第では
    体の中まで入ってきません。

    特に野生の動物と人間の
    大きな違いは【調理】にあります。

    調理によって得られる恩恵は
    炭水化物・タンパク質・脂質などを
    消化吸収しやすくなる事です。

    ところが、ビタミン・ミネラルに関しては
    損失されやすい事がわかっています。

    この事を理解しておかなければ摂取したと思っていても
    実は全然体の中に残っていないということになります。

    1.ビタミンCとは

    まずはビタミンCの簡単なおさらいからお話しします。
    正式名称はL-アスコルビン酸といいます。

    ビタミンC

    ビタミンCは水溶性ビタミンです。

    尿として排出されやすく他のビタミンと比べても
    必要摂取量が多く、気にしておかないと不足してしまいます。

    作用

    ・抗酸化作用
    ・補酵素
    ・免疫機能強化
    ・抗がん作用
    ・アンチエイジング
    などなどたくさんありますが、今回のビタミンCシリーズでは
    抗酸化作用をメイン取り上げてお話ししています。

    ここで、
    ビタミンC摂取量に関して新情報があったので記載しておきます。

    それまで最低摂取量は超えていましたが、2000年代に入ってからは右肩下がりで
    120mg摂取できていたのが現在では93.5mgまで低下しています。

    飽食の時代でいつ・どこ・誰でもビタミンCを摂取できる状況に
    なっていますが、低下しているのは異常なことです。

    ビタミンCと調理法

    調理法によってビタミンCの損失率が大きく変わります。

    ビタミンCの多い食材を食べているから大丈夫ではなく
    知らず知らずのうちに調理法によっては壊れているかもしれません。

    水溶性

    ビタミンCが調理によってその量を損失する最大の
    原因は【水に溶けること】つまり水溶性であるということです。

    加熱も損失する原因ではありますが、損失率は10〜20%であるのに対し
    液体の中で調理することによる損失率が50%前後になると言われています。

    調理によりビタミンCの損失率

    何よりも液体で調理する・水さらすことであり損失率が高いです。

    調理法によるビタミンCの損失率
    実際に調理法でビタミンCの量が変わるデータもいくつかありましたので
    ご紹介します。



    2つ目のミキサーによる調理法で食材によって残存量が全く違うのは
    色々調べてみましたが、原因がよくわかっていません。

    ビタミンCの調理法でおすすめなのが生で食べれる
    【サラダ】または【スムージー】ですが食材によって、
    ミキサーにかけるとビタミンCが0になってしまうものもあるので注意が必要です。

    圧力鍋による調理

    ささげ豆の調理試験では、圧力鍋による調理の方がボイルよりも有意に
    ビタミンC量が維持されておりタンパク質消化率も良い。

    さらに、圧力調理によってタンニン・トリプシン阻害成分・フィチン酸
    などの抗栄養素(=栄養素を阻害)の量を減少させた。

    圧力鍋による調理の方が蒸すよりもビタミンCの量を残せるますし、
    メリットが多いこともわかっています。

    時短にもなりますし洗い物が増えるのが気になりますね・・・

    ただ、圧力調理の方が良いということは知っていてください。
    お時間のある時はぜひおすすめします!

    まとめ

    加熱調理でもビタミンCは損失するが
    最も多く損失するのは水にさらされること。

    より効率よくビタミンCを摂取する場合は、
    【生】・【ミキサー】・【蒸す】・【圧力鍋】
    で調理するとビタミンCの損失を最低限に抑えることができます。

    当院では【食養生】も大切な施術の一部として取り入れいます。

    身体は食べたもので出来ており、
    近年では洋食文化が盛んで本来の食生活から逸脱してきているように思います。

    人それぞれ体質が違うように食事も取り方にも違いがあります。
    脈診や腹診、症状からあなたに必要な食養生の提案やアドバイスもいたします。

    食事はすぐに効果が現れるわけではありません継続することが
    将来のあなたの身体に反映されます。

    次回は、ビタミンCとブドウ糖の関係についてお話しします。
    整体院-旬- 院長 植月

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