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  • 2023/04/20
    腰痛

    【腰痛 便秘】便秘と腰痛の関係 

    腰痛と便秘

    東淀川区で唯一の自然派施術を心がけている
    慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です!

    便秘でお悩みの方はたくさんおられますが
    中でも女性に多く3日から1週間でないという方が珍しくありません。

    便秘はただ便が出ないという事ではありません。

    腹部の張り感や肌荒など全身に様々症状を引き起こします。
    そういった方に多い悩みの1つが腰痛です。

    そんな腰痛がなぜ便秘と関係があるのか,
    痛みの発生場所と原因についてご説明します。

    便秘性腰痛

    便秘腰痛の発生場所には神経・筋肉の影響から
    いくつか特徴があります。

    痛みの発生部位

    便秘はs状結腸が最も溜まりやすいと言われています。
    なので痛みも左の腰に出やすくなります。
    その他に,
    腸を制御する神経(自律神経)は
    胸椎の10~12番交感神経
    仙骨副交感神経

    ここから出ているので,便秘が起こることで正常な指令が伝わらず
    緊張が神経にも伝わるので痛みを引き起こします。


    腰痛の原因

    大きく分けて3つあります。

    ・大腸自体の重み
    ・大腸付近に存在する筋肉
    ・血液循環

    それぞれをご説明する前にまずは腸の全体像の話をします。

    大腸

    大腸は,盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸
    と6つの場所があります。
    これらの場所で,電解質の吸収や便を作ったりしています。

    便秘腰痛の原因大腸自体の重み

    大腸は平滑筋という筋肉でできています。
    筋トレ後の腕の筋肉同様に張った状態の
    筋肉は重たくなります。

    重たくなることで大腸の位置が下がります。

    下から骨盤で支えているのでより負担がかかり,
    重たくなった大腸が「ズシッ」と乗っかる様な形になります。

    右の盲腸付近で詰まっていれば右の骨盤に
    左のS状結腸・下行結腸あたりで詰まっていれば左の骨盤
    に乗っかることになるので骨盤の歪み作りやすくなります

    便秘腰痛の原因(大腸付近に存在する筋肉)

    下から支えているのが骨盤だけでなく筋肉もあります。
    骨盤周辺には多くの筋肉が存在しますが,
    中でも特に大腸と深い関係にあるのが
    何度も記事にも書かせていただいていますが,
    大腰筋
    腸骨筋
    さまざまな腰痛に関わってくる筋肉です。



    筋肉は内臓よりも深いところにあります。
    そして,内臓も載せるとこういった形になります。



    大腰筋・腸骨筋と大腸は直接接しており,
    右は盲腸を左はS状結腸・下行結腸の
    大腸を下から支えている状態です。

    大腸が下がることで筋肉に負担がかかります。

    筋肉は血行が悪くなると硬くなってしまうのでそれは
    付着している腰の負担が大きくなり痛みにつながります。

    便秘腰痛の原因(血液循環)

    おならで排出されないガスは腸壁から吸収され
    血液内へ入ることが近年の研究で判明しています。

    そうなると,血液内に不純物が混ざることで
    血液循環の低下が起こります。

    筋肉への十分な血液が供給されず硬くなり
    動きが悪くなることで痛みにつながります。

    もちろん,血液なので影響は腰に限らず
    倦怠感や肌荒れその他全身に影響を及ぼします。

    まとめ

    便秘そのものは怖いものではないかもしれません。

    しかし、その裏では腰痛や様々な症状を引き起こす原因となります。
    慢性化する前に早期の対処をすることをお勧めいたします。

    次回は便秘がなぜ起こるのかを解説します。

    便秘ではないが長引く腰痛でお悩みの方は
    下記の記事もご参考ください。
    【腰痛をお持ちの方へ】/youtuu

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