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  • 2023/03/03
    腰痛

    【腰痛 腸腰筋】腰痛の原因第1位!

    腰痛の最大要因 腸腰筋

    今回は腰痛といえば!と言われるぐらいに
    原因の1つとしてあげられる腸腰筋について
    どういった筋肉なのかを解説していきます。

    腸腰筋の概要

    腸腰筋とは3つの筋肉から構成されます。

    1.大腰筋

    腰椎(腰骨)から大腿骨の小転子に着きます。
    腸腰筋の中でも特に重要度の高い筋肉で力も強いです。

    2.腸骨筋

    腸骨から上記の大腰筋と合流して小転子に着きます。

    3.小腰筋

    腰椎から鼠蹊部に着きます。



    名前からもわるように腰全体からついている為
    腰痛に関して大きな影響を与えるのは想像できると思います。

    腸腰筋の作用動き)

    一番大きな役割が股関節の屈曲(もも上げ)です。

    スポーツをさている方だと体幹を鍛えるのに大事だと知っている人も多いと思います。
    有名なのが陸上選手のウサイン・ボルトです。

    非常にこの腸腰筋が発達しており常人の倍の大きさが言われています。
    他にも動きとしては弱いですが,股関節の外旋(外に回す)動きに関わります。

    腰に対しては,
    腰を反らす(伸展)動きと体を横へ倒す(側屈)動きをします。

    特に伸展の作用は重要で,人間の背骨は元がS字状にカーブを描いており
    この腸腰筋が固くなることでそのカーブを過剰にさせます。
    つまり,『反り腰』につながります。

    足や腰に対して大きな影響を与え、
    人間の動作の多くに関わっています。

    しかしこの腸腰筋を使えている人はあまりいません。

    股関節を曲げる筋肉なのでしっかりと使いこなせれば
    前述したような走ったり、歩いたり、泳いだりと多くの動きが楽に行えます。

    ただし,お腹の奥にあり前には内臓や腹筋群がある為
    意識して使うことが難しい状態にあります。

    股関節を曲げる・伸ばす筋肉では
    伸ばす筋肉の方が多くあります。

    腸腰筋がうまく使えないでいると
    他の筋肉への負担が増え股関節の痛み腰への痛みにつながります。

    腸腰筋を意識して使えるようする

    ・軽くお腹を押さえる(おへそから指4本分外側)
     その状態でもも上げを行い動きを感じる

    もも上げをした際に股関節の前が効いているような状態は使えていない


    慢性的な腰痛で悩まれている方で
    腹筋を鍛えるようにススメられた経験やご自身でされたりしていませんか?

    非常に大事なことではありますが,表面の腹筋ばかりを意識して行うと
    奥の腸腰筋が上手に使えない・意識しずらくなります。

    腸腰筋を上手に使える様になると股関節の使い方も上手になります。
    結果的に腰痛の改善につながります。


    よく聞くのが蹲踞(そんきょ),いわゆるヤンキー座りです。
    この姿勢を取るにはもちろん股間節や足首の柔軟性があることも大事ですが,
    腸腰筋が硬くなるとできなくなります。

    深くしゃがむといった動きをとるだけでも腸腰筋の運動ができます。
    かつ,お尻の筋肉や股関節周りの筋肉を刺激することもできるのでおすすめです!

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