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  • 2023/09/10
    腰痛,自然療法,その他

    【坐骨神経痛 治る】坐骨神経痛の真実

    坐骨神経痛の真実

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。

    病院で坐骨神経痛と言われてなかなか良くならず
    治すのを諦めている人いませんか?

    それ実は坐骨神経痛ではないかもしれません。

    本日は坐骨神経痛の真実と題しまして
    お話をしていきたいと思います。

    これは、慢性痛・神経痛の日本の第一人者である
    北原雅樹医師】の論文や教科書からわかりやすく簡略化しまとめています。

    難しい用語も出てきますが、
    できるだけご理解いただけるように書いております。

    同じ症状で悩まれている方は
    ご自身の症状をより理解する為にお読み下さい。

    坐骨神経とは

    長さは1mを超える最も長い神経です。

    一本の神経でなく
    5つの神経が合わさって構成されており、
    太さも1cmとボールペンほどのサイズがあります。

    その為、
    草の根っこの様に腰から引っ張ると
    足先までの神経全てがくっついてくることになります。

    坐骨神経を構成する神経

    大きくは2つ総腓骨神経と脛骨神経です。

    総腓骨神経

    これも2つに枝分かれして浅腓骨神経と深腓骨神経になります。
    下腿部の内と外をの筋肉を支配しています。
    この神経が麻痺してしまうと尖足と言ってつま先が上がらなくなります。

    脛骨神経

    太ももの後面を通ってふくらはぎから足裏にまで通っていて
    腓腹筋やヒラメ筋といった大きな筋肉から足裏にある小さい筋肉まで支配する神経です。

    神経痛ってどんなもの?

    神経痛と聞いて病院で言われてどう思いますか?
    多くの方は治りにくいものだという認識があると思います。

    まず【神経痛】正式には、神経障害性疼痛と呼ばれますが定義は
    体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛
    となっています。

    体性感覚神経

    末梢神経の一つで運動神経感覚神経からなります。


    つまり、痛みだけでなく他の感覚(熱い・冷たい・触られている)などや
    運動神経も含まれます。

    診断基準

    坐骨神経痛と診断するにあたり重要なのが検査の順番と項目です。
    1.病歴(30〜50%)
    神経学的病変または関連する病歴の存在
    どういうことかというと、帯状疱疹と言って神経に悪さをするウイルスに感染する
    事故に遭う、薬の服用により神経に障害を負うなどの明らかに神経に何かしらの障害を
    負う原因がはっきりとしていること

    神経解剖学的な分布に沿った痛み
    神経には支配領域と言って背骨から出てくる神経一つ一つが決まった場所が存在します。
    それらに当てはまった場所での痛みがあるということです。

    2.神経学的診察・身体所見(70〜80%)
    解剖学的神経支配に一致した領域での感覚障害ある。
    先ほど体性感覚神経のところでもお話したように神経の支配領域で
    痛みだけでなく感覚的(熱い冷たいの感覚がわからないまたは異常に敏感・触られている感覚がない)など障害もあるということです。

    3.確認検査(90%〜)
    神経障害かの最終判断でMRI・CT・神経伝導検査などの画像診断を行います。

    大切なのは順番

    まずは、病歴など患者さんからのお話を聞いて
    次に患者さんを診察します。そして最後に画像診断です。

    患者さんからのお話を聞くと多くの場合が病院では逆になっています。
    重要なのは病歴と身体所見で画像診断だけでは神経痛と診断することはできません。

    治療

    薬物療法

    神経痛に対しての薬の治療は対処療法であり
    目的が日常生活に支障が出る痛みを一時的に止めてできるようにする為ものです。

    長期的に服用することで副作用や薬の効き目が悪くなってくることもあります。
    特に高齢の方は認知障害といった重度の副作用も存在します。

    運動・物理療法

    北原医師は慢性痛・神経痛に関しての治療は
    運動・物理療法がメインであり薬物療法は補助的にと語られています。

    当院では痛みのないソフトなタッチでの運動・物理療法や人体に存在するツボや反射点を用いた
    治療法を採用し多くの改善実績を持っています。


    長くなっていますがも少しお付き合い下さい。

    間違われやすい筋筋膜性疼痛

    適切が検査を受けずに神経痛と診断され治らない方の多くは
    筋筋膜性疼痛】の可能性が高いです。

    北原医師も神経痛と間違いやすい症状の第一位は筋筋膜性疼痛である
    とおっしゃられています。

    痛みがあることでそこをかばうように日常生活を送るために
    筋肉が過剰収縮をしてしまい痛みが起きます。

    これは、痺れだけでなくさまざまな痛みにつながります。

    まとめ

    神経痛でなかなか治らないそんな症状でお困りの方は
    本当は神経痛ではないかもしれません。

    神経痛の診断には、
    1.病歴
    2.身体所見
    3.画像診断
    全てが揃っていないといけません。

    特に大事なのが順番で、画像診断だけで坐骨神経痛と診断はできません

    同じ足の痺れや痛みでも原因は病院で言われる腰だけとは限りません。

    痛みのせいで何かやりたいことができない方のお力になりたいので
    どこか通っているけど治らないそんな方は一度ご相談下さい。

    次回は、
    神経痛と非常に間違われやすい筋筋膜性疼痛について解説していきますので
    本記事と合わせて読んでいただくことでより理解が深まります


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    整体院 旬 植月

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