坐骨神経痛の痛みを和らげる寝方
東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。
夜眠れなくて寝れない坐骨神経痛でお悩みのあなたに
正しい寝方をお話しします。
腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方で寝ている間に
痛みや痺れが出ているかた非常に多いです。
そういった場合、寝ている間に腰や坐骨神経に負担を
かけて症状を悪化・進行させている場合があります。
痛みが強く眠れない方やこれ以上悪化させたくない方は
これからお話しする内容を参考にしてください。
1.坐骨神経痛の正しい寝方
坐骨神経痛に限らず神経痛は
圧迫されて起こることもありますが、多くは無理に引き延ばされた状態が
続くことで痛みや痺れが出てきます。
つまり、
坐骨神経痛の痛みで寝れない方は、
坐骨神経をたわませた(縮んだ)状態にすると緩和されます。
次に正しく寝るための方法をお伝えします。
用意するもの
【バスタオル】を用意してください。
ある程度の高さが欲しいのでバスタオルを2枚折りたたんだ状態が望ましいです。
他にも、高さが出ればタオルの代わりに【枕】や【クッション】でも構いません。
寝方①(上向き)
左足に坐骨神経痛が出ているという場合。
1.股関節と膝をしっかり曲げて外へ倒す
※この時膝が布団につかない場合や股関節を開いた姿勢が窮屈に感じる方は
太ももの外側にタオルかまして楽な姿勢を作ってください
寝方②(横向き)
右足に坐骨神経痛が出ているという場合。
1.右股関節を曲げて膝の部分にタオルを置く
この状態で痛みが緩和され楽な場合は大丈夫ですが、
より坐骨神経を緩める姿勢もあります。
2.1の姿勢で上半身をより布団につけ半分うつ伏せのような姿勢をとる
膝が体に対して外へ行けば行くほど坐骨神経が緩む姿勢になるので
一番良いのはうつ伏せで股関節を曲げカエルの足のようにするのが良いです。
この姿勢は窮屈な方が多いので2のような状態を作ってみてください。
なぜ楽になるのか
神経痛は冒頭でもお話した通り
圧迫や神経が引き延ばされることで痛みや痺れが出現します。
坐骨神経痛への影響
・お尻や太ももの筋肉を緩める
・坐骨神経が緩める
痛みを少しでも和らげるにはこれらが必要になります。
お尻の筋肉や坐骨神経は専門用語で言うと
股関節の内旋・内転・屈曲で硬くなり伸ばされます。
つまり緩めるには逆の姿勢をすることが最も効果的です。
寝方①・寝方②でお伝えしたような特殊な姿勢にはなりますが
坐骨神経痛の症状を抑えるのに有効です。
腰への影響
坐骨神経は元は腰から出ています。
股関節の硬い人は、(どこが曲がってる?)常に軽く曲がっていて代わり腰を反ってしまっている場合があります。
この状態で上向で寝てしまうとより太ももの前面の筋肉に引っ張られ
反り腰が強まり腰が布団から常に浮いた状態になります。
なので膝を曲げることで太ももの筋肉が緩まり
坐骨神経と腰への影響を最小限にすることで痛みの緩和につながります。
まとめ
普段気にすることが少ない【寝方】
この寝方一つで症状が悪化することも改善することもあります。
寝る時や起きた時の痛みにお悩みの方やこれ以上悪化させたくないが
いきなりストレッチや運動などをしっかり行うのは続けられないという方は
今回お伝えした寝方を変えるところからしてみてください。
放っておいても坐骨神経痛は治ってきません。
できるところ変えて少しでも早い痛みからの卒業を目指しましょう。