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  • 2023/11/26
    食事・薬膳,自然療法

    【風邪 食べ物】風邪の時に食べてはいけない物

    風邪の時に食べてはいけない物

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院  院長の植月です。

    前回は「インフルエンザ」「寒暖差による体調不良」
    いわゆる【風邪症状】の際に症状を早く良くさせる
    感染期間を短くさせるための食べ物をご紹介しました。
    ※詳しくは【体調が悪い時にオススメの食べ物】をご参照ください。

    今回は、反対の【食べてはいけない物】4選!
    となぜ食べてはいけないのか身体に及ぼす悪影響も同時にご紹介します。

    しんどい時に何も食べないわけにはいかないので
    決まったものを食べるようにしている方が多いと思います。

    中にはしんどい時に食べがちでも消化に悪かったり
    風邪を長引かせてしまうような食べな物もあるので要注意です。

    1.カフェイン

    コーヒーなどを風邪の時に飲む人はほとんどいないと思いますが、
    水分を取るために濃い緑茶やお茶を飲んだりする人がいます。

    その中には【カフェイン】が含まれています。

    他にも栄養ドリンクの中にも多く含まれている場合があり、
    そういった物は風邪の時は取らない方がいいです。

    カフェインの効果

    カフェインには、【利尿作用】があり水分をとっても
    どんどん尿として出ていってしまいます。

    脱水

    前回の記事でもご紹介した風邪の時に注意すべき症状の一つ【脱水】を
    引き起こす原因になります。

    風邪と戦うためには、熱で水分が飛んでいってしまう(不感蒸泄)為
    感じないところで水分出てしまうので水分を十分に身体に入れる必要があります。

    カフェインを摂取することで利尿作用が働き
    ウイルスや菌と戦うために必要な水分を維持できなくなってしまう。

    カフェイン含有量の多い食べ物(上位7選)
    1. 玉露入り緑茶
    2. コーヒー
    3. リポビタンD
    4. モンスターエナジー
    5. レッドブル
    6. 紅茶
    7. 烏龍茶

    2.お酒(アルコール)

    こちらも基本的に風邪の際に飲まれることはないと思いますが、
    寝込むほどではないような風邪の際や体調はすぐれないけど飲み会があり飲んでしまう。

    この行為、非常に危険ですのでやめてください!
    これから忘年会や新年会シーズンでそういった機会が増えると思いますが、
    体調がすぐれない際は行かないまたは行っても飲まないようにお願いします。

    アルコールの効果

    こちらもカフェイン同様【利尿作用】があります。

    アルコールには、血管を拡張し腎臓への血流量を増やして結果的に尿の量が増えます。
    それでどんどん尿が出てしまうことで脱水を引き起こす原因になります。

    胃で直接吸収

    通常体内に入れた食べ物・飲み物は胃で消化され腸で吸収されますが、
    アルコールは、胃でダイレクトに吸収されます。
    なので、胃腸炎のような腹痛を伴う風邪をひいている時、絶対にやめてくだい

    胃の粘膜に負担がかかるので弱っている体に追い打ちをかけるような状態になります。

    アルコールの代謝

    みなさんもご存知だと思いますが、アルコールは肝臓で代謝されます。

    病院で処方された薬や漢方薬など飲んでいる方もおられると思いますが、
    お薬は基本的に【肝臓】か【腎臓】で代謝されます。

    特に風邪の時に処方される解熱剤などの風邪薬はほとんが肝臓で代謝される
    成分でできています。

    代謝する酵素の量は限られていますので、
    アルコールなども飲んで同時に摂取するとうまく代謝することができません。

    具体的には、薬が全く効かないまたは効き過ぎてしまう、
    アルコールの悪いこと作用が出過ぎてしまうなど代謝に悪影響を及ぼします。

    3.甘い食べ物・飲み物

    これは意外だとは思いますが3つ目は甘い食べ物・飲み物です。
    具体的には、ジュース系やスポーツドンリンクなどです。

    血糖値の急な上昇

    スポーツドリンクは汗をかいた際に
    電解質と呼ばれる体に必要なものも一緒に出ていくので補給をするのに良いです。

    それ以上に市販のものは糖分と甘味料が多すぎてもはや砂糖水と呼べます。

    血糖値の急激な上昇を起こすので
    身体に負担がかかり悪影響の方が強くなり、医学的には推奨されていません

    ご飯などエネルギーとなるものが食べられない際は一時的に飲むことはいいと思いますが、
    何日も寝込んでいる時に喉が渇いたからといって飲むのは控えてください。

    その他

    オレンジなど酸味のある飲み物も砂糖が多く含まれています。

    また、クエン酸は喉の炎症を拡大・ビタミンCは風邪を引く前の予防になりますが
    風邪をひいてしまってから飲んでも改善には効果がないと言われています。

    風邪をより予防したいという場合は【ビタミンD】の方が
    予防効果が高いとエビデンスがでっているのオススメします。
    〈自家製スポーツドリンク〉
    必要な場合は【前回記事を参考】に市販の1/3の砂糖量で作れますので試してみてください。

    4.脂っこいもの・辛いもの

    こちらはもちろん食べてないというか食べられない状況場合が多いですが、
    しんどくなりそうだなという時も意識的に避けるようにした方がいいものです。

    理由はシンプルで、
    消化に時間・エネルギーが非常にかかり体に負担がかかる事で
    ウイルスと戦うところがエネルギー不足になってしまうからです。

    胃腸炎などで辛いものを食べてしまうとそれ自体が胃や腸の粘膜を刺激し負担をかけます・

    まとめ

    風邪の時に食べてはいけないもの4選をご紹介しました。
    利尿作用があり水分を体外へ出す為、脱水症状になりやすくなります。
    こちらは利尿作用に加え肝臓・腎臓に負担をかけ薬の作用の妨げになります。
    血糖値の急な上昇を誘発し体への負担を大きくします。
    胃や腸への刺激で負担をかけ症状を悪化させる可能性があります。

    風邪だからといって基本的に体に悪いものは大きくは変わりませんが、
    無理のない範囲で風邪の際は控えるようにしてください。

    ウイルスや菌などの感染症の場合は【腸を休める】ことが治療の大前提になります。
    なので、食べ物を気をつけることは非常に重要です。

    間違った食べ物を口に入れることは傷口に自分で塩を塗っているようなものですので、
    絶対にやめてほしいと思います。

    慢性的な腰痛や坐骨神経痛で辛い痺れを本気で改善をしたいという方は
    ご来院または【無料相談】も行っておりますのでご連絡ください。

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    整体院 旬 院長 植月

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