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  • 2023/12/17
    食事・薬膳

    【糖尿病 食事】身体の糖化対策!適切な食事法

    身体の糖化対策!適切な食事法

    東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
    慢性腰痛専門 整体院  院長の植月です。

    前回は、「身体の焦げ」と言われている【糖化】についてお話しました。

    糖化・AGEsというのはさまざまな病気

    ・動脈硬化
    ・慢性腎不全
    ・アルツハイマー型認知症
    ・糖尿病
    ・白内障
    などを誘引し体を蝕んでいきます。

    それを防ぐ方法は薬ではなく食事法】や【食養生】です。
    今回は、食事法についてお話ししていきたいと思います。

    当たり前に思うこともありますがそれが実践できていない人も
    多くおられます。

    一度読んでいただいて,
    全てではなくできるところから少しずつ実践していただいて
    あなたの健康にお役立て下さい。

    1.脂質・たんぱく質・糖質

    食事で最も大切なことは【バランス】です。
    わかっている!と思われるかもしれませんが、
    これができていないことは非常に多いです。

    料理や買い物をする時、
    茹でたり煮たりする時間や産地・賞味期限・消費期限・分量など
    は確認しても、脂質・たんぱく質・糖質などの量まで大まかにでも計算する人は
    ほとんどいないと思います。

    身体の糖化や不摂生が原因から症状が長引いている場合に
    本当の健康を手に入れていくに【脂質・たんぱく質・糖質の割合】が重要になります。

    2・2・6

    そのバランスは【PFCバランス】と呼ばれ
    【脂質.2:たんぱく質.2:糖質:6】が良いとされています。

    食べる順番は【ベジタブルファースト

    つまり、食物繊維を先に食べることで食後の血糖値の急上昇である
    血糖スパイクを防ぐことができます。

    食物繊維を摂ると良いので、ベジタブルファースト行っていますが
    海藻や果物などから食べても大丈夫です。

    ですが、野菜を先に食べることをオススメします。
    理由はドレッシングです。

    ドレッシングにはお酢や油が使われているものがあり、
    これらにも食物繊維同様に血糖値を上げにくい作用があります。

    身体に良いと思ってオイルフリーのドレッシングを買われる方もいます。

    しかし、市販のものだと余分な糖分や食品添加物が多量に含まれているので
    YouTubeでたくさん自家製ドレッシングの作り方が上がっているので
    そちらを参考にしてご自宅で作るのがおすすめです。

    油は嫌われる傾向にありますが
    質の良い油は健康に必要です。

    油が少なくなると直ぐに皮膚が乾燥するなどの症状も現れます。

    脂質・たんぱく質・糖質どれかを極端に控えるダイエットなど
    ありますが体重は減っても健康にはマイナスで将来的に病気のリスクが高まってしまいます。

    脂質・たんぱく質・糖質をバランスよく摂っていくことが
    健康を得るためには必要なのできっちりしすぎる必要はありません。

    体調面で気になることがある方は少し意識をしながら食事をしてください。

    2.食事の時間

    食べる時間・頻度も身体の糖化を抑える上で考えなければなりません。

    朝昼晩3度規則正しく夕食に関しては寝る前2時間以上空けたほうが
    良いとされています。

    同じカロリー量を食べたとしても18時・20時・22時に食べるのでは
    血糖値を下げるインスリンの分泌が遅くなるにつれ出にくくなります。

    なので、できるだけ早めに食べておくことが望ましいです。

    もちろん夜よりも朝に出やすくなっており咀嚼する回数が多いほうが
    効率よく分泌されることもわかっています。

    余談ですが、
    お相撲さんは寝る目にあえて食べる事という生活を行うことで
    体重を増加させています。

    朝ごはん

    朝は起きてバタバタしていたり仕事に行くまでぎりぎりまで
    寝ていたいという方もおられますが身体にはよくありません。

    朝食は英語で「Breakfast」と言います。
    「fast」は「断食・断つ」とう意味があり
    「break」には「壊す」という意味があります。

    つまり、前日の夕食から朝まで食事を断っていた
    絶食の状態を最初に破る食事という意味があります。

    breakfastすることで
    体内時計・24時間のリズムというのが形成・調整されホルモンが安定します。

    他にも、朝ごはんを食べないと
    太りやすくなったり、病気になりやすいというデータも出ています。

    さらに、今回の話【糖化】との直接的な関係は
    食べていない時間が長くなりすぎるかつお昼時に朝昼兼用のご飯と
    して食べる方は下がっていた血糖値の急上昇、
    血糖スパイクが起こりやすくなります。

    かといって胃の内容物がある状態で次から次に食べてしまと
    胃やその他の内臓に負担がかかるので適度な時間は空けてください。

    血糖スパイク

    血糖値が急上昇すると大量のインスリンが膵臓から放出され
    血糖値を下げるために中性脂肪やグリコーゲンとして
    過剰に貯蔵する事になり急激に血糖値が低くなりますお腹が空いた感覚になります。

    ご飯食べた後、間も無くお腹が空いて何かつまみたいなという感じに
    なることの多い人は要注意です。
    ※詳しくは【体の糖化!AGEsとは】をお読みください。

    しつこく言いますが
    食事は、ゆっくりよく噛み適度な量でバランスよく食べて
    食後の血糖値の急上昇【血糖スパイク】が起こりにくような食事を心がけましょう。

    まとめ

    食事はバランスよく
    脂質・たんぱく質・糖質:2・2・6で取り
    野菜類から食べる事で血糖値の急上昇を防げます。

    朝ごはんをしっかり食べることで
    体内のリズムを整えホルモンを安定化してくれます。

    最初にも書きましたが、当たり前に思うこともあり
    簡単に思うかもしれませんがそれを継続することが大切です。

    できるところから少しずつ実践してみてください。

    当院では【食養生】も大切な施術の一部として取り入れいます。

    身体は食べたもので出来ており、
    近年では洋食文化が盛んで本来の食生活から逸脱してきているように思います。

    人それぞれ体質が違うように食事も取り方にも違いがあります。
    脈診や腹診、症状からあなたに必要な食養生の提案やアドバイスもいたします。

    食事はすぐに効果が現れるわけではありません継続することが
    将来のあなたの身体に反映されます。

    バランスのいい食事を朝昼晩と適度に食べることが健康への第一歩です。
    整体院-旬- 院長 植月

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