ブロッコリーの栄養学!
東淀川区淡路で唯一の自然派施術を心がける
慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です。
「ブロッコリー」が
先日、2026年から指定野菜に追加される
ことになりました。
追加されるのは52年ぶりで
人口減少から野菜全体の消費が減る中
栄養が豊富なことから消費が伸びているのが
追加の要因になっています。
今回は、そんなブロッコーの栄養学について
詳しくご紹介していきたいと思います。
お料理をされる方は必見です!
食にご興味のある方は下記もぜひご一読下さい。
1.ブロッコローの栄養学
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、
キャベツや青梗菜(チンゲンサイ)、ケールの仲間です。
栄養価も高く食物繊維が方である一方カロリーも低いので、
ダイエットの際にもよく食べられる野菜です。
葉物の野菜や緑黄色野菜は認知機能の低下を抑えたり
がんのリスクを下げることが研究結果から報告されています。
栄養価
ブロッコリー100gあたりの
カロリー/33kcal
タンパク質/4.3g
脂質/0.5g
炭水化物/5.2g
食物繊維/4.4g
と食物繊維が非常に豊富です。
ブロッコリーは低カロリーで食物繊維が豊富で、
他にもビタミンやミネラル類も多く含まれており
食事制限による栄養不足も補えることからダイエットに最適です。
ビタミン
ビタミンA:目の病気や予防、皮膚や粘膜の保護
ビタミンE:抗酸化作用
ビタミンK:出血を止める、骨や歯にカルシウム沈着させ強くする
そして、
身体の代謝を補助するビタミンB群が豊富に含まれており
ビタミンCは100gあたり120mgも含んでおり
1日最低必要量をブロッコリーだけで十分に補えます。
※ビタミンCに関して詳しくは下記をお読みください。
ミネラル
ミネラルはカリウムとモリブデンが多く含まれています。
カリウムはナトリウムを排出し高血圧の予防をしたり
心臓や筋肉の活動を調整します。
カリウムが細胞外へ出たり、ナトリウムが細胞内へ入ることにより
電位が発生し神経伝達をスムーズにさせます。
モリブデンは肝臓や腎臓に多く含まれるミネラルで
体にとって有害となる物質を分解する酵素の成分として必要です。
また、造血作用があり糖質や脂質の代謝を助けてくれます。
その他の栄養素
ジインドエイルメタンとl3C
この成分は女性ホルモンであるエストロゲンの効果を抑え
男性ホルモンであるテストステロンを増強してくれます。
男性であればより男らしい体つきになり、筋トレなどをすると
筋肉がつきやすくなります。
【スルフォラファン】
スルフォラファンはアブラナ科(キャベツ・ブロッコリーなど)に
含まれる辛味成分です。
効果として、
がん予防・解毒作用・抗酸化作用などがあります。
がん予防に関しては、アポトーシスと言って細胞の自殺を誘発させる
作用があると報告されています。
そして、筋肉の成長を抑制するタンパク質である
ミオスタチンを制御してくれます。
ゴリラが筋トレをせずとも人間より遥かに筋肉量が多いのは
この筋肉を成長を阻害するミオスタチンが非常に少ないことが影響していると
言われています。
ただし、スルフォラファンはブロッコリーよりも
ブロッコリースプラウトの方が多く含まれているので
本格的にトレーニングをする人はブロッコリースプラウトも食べるのがおすすめです。
2.雑学
美味しいブロッコリーの見分け方
蕾が小さく、粒が揃っておりきっちりと詰まっているのがおすすめです。
色は鮮やかな濃い緑色がよく黄色が出てきているのは避けましょう。
保存する際は袋やラップに包んで野菜室へ
長期保存する際は軽く茹でて冷凍庫へ入れるのがおすすめです。
再度食べる時には冷凍した際に出た水分にも栄養素が含まれる為
それも食べるよいうにすると直良しです!
カリフラワー
ブロッコリーとカリフラワーの関係は
同じ仲間ですが、突然変異によって花芽が白くなったものを品種改良
して生まれたのがカリフラワーです。
ブロッコリーと比べると栄養素は少ないですが、
加熱によるビタミンの損害は少なく調理した際の栄養価は
ブロッコリーと同じぐらいになると言われています。
ちなみに今ではほとんどスーパーで見かけませんが、
1980年以前は圧倒的にカリフラワーの方が消費されていたそうです。
3.まとめ
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、
栄養価も高く食物繊維が方である一方カロリーも低いので、
ダイエットの際にもよく食べられる野菜です。
ミネラルやビタミン、その他の栄養素も豊富で
がんのリスクを下げることが研究結果から報告されており
健康食品としては欠かせない野菜です。
余談ですが、
農林水産省に52年ぶりに指定野菜に追加されることなりました。
指定されることで価格が下がって売り上げなどが下がった際に
補助金が出て一定の売り上げを維持することができるようになるそうです。
指定野菜に認定されこれからより注目度が高くなってくると思います。
当院では【食養生】も大切な施術の一部として取り入れいます。
身体は食べたもので出来ており、
近年では洋食文化が盛んで本来の食生活から逸脱してきているように思います。
人それぞれ体質が違うように食事も取り方にも違いがあります。
脈診や腹診、症状からあなたに必要な食養生の提案やアドバイスもいたします。
食事はすぐに効果が現れるわけではありません継続することが
将来のあなたの身体に反映されます。
整体院-旬- 院長 植月