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  • 2023/04/27
    腰痛

    【腰痛 便秘】慢性便秘の種類

    便秘の分類

    東淀川区で唯一の自然派施術を心がけている
    慢性腰痛専門 整体院 旬 院長の植月です!

    前回は
    便秘と腰痛の関係】についてお話ししました。
    今回は便秘の分類(種類)についてです。

    つまり,あなたの便秘が
    ・どの様な原因で
    ・どういった特徴があるのか
    ・簡単な改善のポイント
    についてお話ししていきます。

    便秘とは

    慢性便秘診療ガイドラインでは,
    「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」
    より定義されています。

    便秘は大きく分けて2つに分類されます。

    器質性便秘

    術後の癒着や癌などにより大腸の形自体が変化し
    糞便の通過が妨げられるのが器質性便秘です。

    機能性便秘

    その名の通り大腸の機能的な異常によって起こる便秘です。
    これらを後で解説していきます。

    大腸の主な働き

    内容物を移動させながら水分を吸収し,
    固形になった糞便を体外に排出させることです。

    小腸から送られてきた際にはまだ液状なので
    水分を吸収するというのも大腸の大事な役割です。

    そして,内容物を移動させる働きを蠕動運動と言います。
    蠕動運動副交換神経が亢進することで大腸の筋肉(平滑筋)
    が収縮し肛門側へ移動させます。

    便秘の分類

    弛緩性便秘

    大腸の緊張が低下することで蠕動運動が低下します。

    蠕動運動が低下することで内容物の移動が遅くなり,
    水分が過剰に吸収されることで硬くなります。

    運動が低下と便が硬くなるという悪循環が起こり,
    どんどん詰まっていきます。

    起こりやすい人・症状
    ・高齢者や痩せ体質の人に多い
    ・食事量が少ない
    ・運動不足
    ・腹痛はなく便意が弱い

    改善ポイント!
    食物繊維の豊富な野菜をしっかりと摂りましょう!
    そうすることで大腸の動きも活発になります。

    直腸性便秘

    ざっくり排便の流れをご説明します。

    便が直腸までくるとその情報を脳へ伝えます。

    トイレに行き出せる準備が整うと脳から指令がきて
    外肛門括約筋を収縮させて排便します。
    この一連の流れを排便反射と言います。

    しかし,トイレに行く暇がないぐらい忙しかったり
    我慢することが日常になっていると直腸に便があっても
    排便反射が弱くなります。

    結果体外に排出できず便秘になります。

    起こりやすい人
    ・便意を我慢することが多い
    ・浣腸の使いすぎ

    改善ポイント!
    いつでもいいので,決まった時間にトイレに行く(出なくてもいい)
    腸の正常な感覚を取り戻し便意をもよおしやすくなります。

    便意を我慢しない
    習慣的に便意を我慢していると便意自体を感じなくなります。
    なので,外出先であっても必ずトイレに行くようにしましょう。

    痙攣性便秘

    大腸の緊張が不均一に亢進するとその部位に痙攣が生じ腹痛が起こります。

    大腸の筋肉を収縮させるのは副交換神経で,
    これの過剰な働きによって痙攣が起こります。
    つまりストレスなどで自律神経が乱れることで起こります。

    痙攣が起こることで便の移動・通過が妨げられ,
    便の水分が過剰に吸収され硬くなり詰まっていきます。

    起こりやすい人・症状
    ・ストレスを溜めやすい人
    ・便意は強いが排便困難
    ・残便感がある
    ・腹痛が生じる
    ・コロコロとした便(兎糞状)

    改善ポイント!
    自律神経を整えることが1番の解消法になりますので
    ストレスを減らす,ウォーキングなど運動を行うことが大事です。

    水分摂取

    全ての便秘に共通する対策は水分をこまめに摂ることです。
    1日1,5ℓ〜2ℓの水分を取るようにして下さい。

    尿として排出される為コップ一杯ずつ取る事をおすすめしています。

    コップ一杯250mlなので,6〜8杯分です。
    朝昼晩の食事ごとに1杯,朝起きた時,お風呂に入る前,寝る前など
    行動を起こす前に摂取するとその後に失われる分を補給できますし,飲みやすいです。

    詳しくは過去の記事をご参考ください。

    まとめ

    ほとんどの便秘の方は機能性便秘です。
    つまり治すことが可能です!

    症状と原因を深く理解しすることが改善への第一歩です。

    長年,便秘で悩まされ薬を飲むことで出しているという方
    さらに症状が悪化する前にご相談下さい。

    過去記事
    【便秘と腰痛】 便秘についてさらに理解が深まります!
    【腰痛と股関節】股関節の硬い方は必読!
    【腰痛と反り腰】反り腰の方は注意!

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